キャリア教育

高校受験がない分、早期からじっくりと

自分のキャリアビジョンを考えていきます。

地域、大学、企業など、社会の幅広い分野と連携し、体験を通して自分の将来について考える機会を豊富の設置。自らの可能性に気づき、挑戦し、活躍する夢を育み、それに向かって努力する行動力を磨きます。

１年

自分を知り、将来に対する土台を作る

「自分自身を知る」・「人や社会との関わりを見つめる」機会として文章を読んで自分の考えを書く、意見の交換をするなどの活動を行います。また学校行事などでも自分を振り返ったり他の人の考えに耳を傾けたりしながらよりよい生き方を考え、豊かな人間性を育んでいきます。

基本的な文章の書き方を学び、「書く力」を身につけて小論文やレポート作成などに役立てます。

幅広い分野で活躍されている方をお招きして毎年講演会を開催しています。さまざまなお話を聞いて刺激を受け、自分の生き方を考えるきっかけとなります。

職業について学び、働く自分をイメージする

さまざまな企業の方からお話をうかがい、職業について学びます。昨年は中央労働金庫の方を講師としてお招きして開催されました。自分の未来のライフプランを実際に考え、それにはどのくらいの費用がかかるかを学習しました。

中学生には当事者意識を持ちにくい大学入試を身近に感じてもらうため、そのシステムや学問の内容の紹介、中学生のうちに取り組むべきことなどをまとめた1冊。高校生にはより詳しい内容の「進路ガイド」が毎年配付され、進路決定を行うための案内役として大いに活用されています。

卒業生の体験談や大学訪問を通じて視野を広げ、
将来への考えを深める

６月に全員参加のアメリカ中西部・ネブラスカ州への修学旅行を実施。生きた英語や異文化に触れ、世界が広がります。

3年生では進路を考える機会が多く設けられています。集大成として3つのテーマ「私が就きたい職業」・「大学で勉強してみたいこと」・「今、一番興味のあることに結びつく職業」の中から1つを選んで調査を行い、文章にまとめます。

中高一貫の卒業生の大学3・4年生や大学院生を招き、夏休み終了直後に実施しています。中学・高校での学校生活の様子、志望校決定や学部・学科選択のきっかけ、現在の研究の内容、大学卒業後の進路などを語ってもらいます。将来の目標設定を進める貴重な機会です。

その大学に在籍する卒業生に、大学のキャンパスを案内してもらいます。大学を、大学生を身近に感じる、貴重な機会となります。

中学3 年生での論文作成にあたっては調査したことのポスター作りやクラスでのスピーチなどを経ながら1 つの文章を作成することで表現力の伸長を図ります。完成した文章は全員分を1 冊の文集にまとめます。
中3 卒業生の体験談や大学訪問を通じて視野を広げ、将来への考えを深める。